La Chaumière
ジョージタウンのフォーシーズンズホテルの向かい側にあるLa Chaumière
La Chaumièreはジョージタウンにあるフレンチビストロのレストランで1976に開店しました。このレストランをオープンさせたフランス人のPainさんは、1963年にスーツケース2つだけを持って妻と一緒にアメリカに移住して来ましたが、その時は一言も英語が話せなかったと言います。その後、フランス料理店の厨房に職を得て8年修行を積んだ上で、自らのレストランを3つ開店させました。そのうち最も有名なのがこのLa Chaumièreです。
Painさんは残念ながら既にお亡くなりになってしまいましたが、残された家族らが後を受け継ぎ、今も人気のお店として続いています。
歴史も長いですが、その間に味も落ちていないようで、DCでよく読まれている雑誌Washingtonian magazineの「ワシントンの最高なレストラン100店」に30年連続で選ばれ続けています。
店内の様子
歴史が長いだけあり、様々な大物がこのレストランを訪れています。例えばレーガン大統領の奥さんのナンシー夫人も当時は常連客だったほか、1990年にはジョージWブッシュ大統領(パパ)とバーバラ夫人がこの店を訪れました。更にはダライ・ラマもある日オレンジのローブをはおった姿でふらりと現れ、食事を楽しんで行ったそうです。
最近ではジョン・ケリー国務長官の大のお気に入りとしても有名で、国務長官になる際、どのレストランが好みかを国務省側に提出した際にもこのレストランの名前を上げていたそうです。
お店の人によると、ケリー長官はサーモンやほたて、ブイヤベースなども好きだそうですが、一番の好みは「マデラソースの子牛の脾臓の煮込みマッシュルーム添え(Veal Sweetbread with Wild Mashroom and Madera Sause.)」だそうです。これは夕食時にしか作ってないと言うことでしたが、お願いして特別に作ってもらいました。フレンチ風のモツを食べてるようなそんな味わいでした(笑)。
ケリー国務長官の好物のマデラソースの子牛の脾臓。
前菜ではエスカルゴや田舎風パテなどが人気のほか、このレストランではなんと言ってもスフレのデザートが有名です。スフレを作るには時間がかかるので、食事を注文する際に合わせて注文するように言われますので、スフレを試してみたい場合は最初から頼んで下さいね。チョコレートとグランマニエの2種類があります。
人気の前菜・田舎風パテ
名物のGrand Marnier Soufflé
店内の真ん中には暖炉があり、ほっと落ち着くような雰囲気なので、ジョージタウンに行く際には試しに訪れてみて下さいね。
La Chaumière
住所:2813 M St NW, Washington, DC 20007
電話:(202) 338-1784
予約はLa Chaumière の公式HPから。
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