<ワシントンDC情報>クリスマス時期にお勧め:大統領らの行きつけレストランランキング Top 5
<ワシントンDC情報>クリスマス時期にお勧め:大統領らの行きつけレストランランキング Top 5
ワシントンDCには歴代の大統領やファーストレディ、国務長官ら閣僚やハリウッドスターなどのお気に入りの隠れ家的レストランが数多くあります!!
間もなくクリスマス、と言うことで、クリスマス時期に大切な人と訪れるのにお勧めのレストランを第5位から1位まで、ランキングにしてお伝えします♪
第5位:Restaurant Nora
Restaurant Noraのオーナーはオーストリア出身の Nora Pouillonさんです。Noraさんは夫がワシントンDCで職を得たことを受け、1960年代後半に一緒にDCに移り住んできましたがその際、アメリカ人がいかに不健康な加工食品ばかりを食べていることを目の当たりにしてショックを受け、より健康的なライフスタイルを推進するようになりました。
その後、地元のオーガニック農家らとも交流を続け、自らが主催したクッキングスクールやケータリングのビジネスにもそうした食材を使って来ましたが、1979年にはついに自分の名前を冠したレストランをワシントンDCのDupont Circleに開きました。
その後もオーガニックの食材を使うことに情熱を注ぎ続け、1999年には取得するのが難しいとされるアメリカでは初めての「オーガニック認証付き(certified organic restaurant)」レストランに認定されました。
ワシントンDCでは安心してオーガニックの料理を楽しめるレストランとして人気となっています!
オバマ大統領夫妻とNoraさん。Restaurant Noraより。
そんなRestaurant Noraをオバマ大統領夫妻が訪れたのは2010年1月16日で、ミシェル夫人の46回目の誕生日を祝うためでした。この夕食にはミシェル婦人のお母さんのほか、親しい友人でもあるバレリー・ジャレット大統領補佐官や、エリック・ホルダー司法長官夫妻、ミシェル婦人の首席補佐官らも参加しました。
オバマ大統領はメーン産のロブスターとサフランリゾット、ミシェル夫人はラムを頼んだほか、お店の人によるとオバマ大統領はマティーニが好きで、3杯も飲んでいたとビックリしていました。
野菜のリゾット。 トマト、エリンギ、カボチャ、ほうれん草などが入っています。
オバマ大統領夫妻は、2013年11月15日にはバレット・ジャレリー大統領補佐官の誕生日を祝うために再び訪れています。この時は15人以上の人数だったので、1つ下の階の個室を貸し切って行われ、オバマ大統領はフィレミニヨンとビートサラダを頼んだほか、デザートにはティラミスやアップルパイも口にしたと言うことです。
オバマ大統領も食べたアップルパイ。かなり甘いです!
このほかにもこれまでにジミーカーター元大統領やナンシーレーガン大統領夫人、クリントン大統領とヒラリー国務長官などもこのレストランで食事をしているのが目撃されています。
オーガニックの食事ができるお勧めのレストランです。クリスマス時期に是非訪れてみて下さいね。
第4位:Fiola Mare
Fiola Mareの外観
Fiola Mareはイタリア人シェフ兼オーナーのFabio Trabocchiさんが2014年月にワシントンハーバーにオープンしたイタリアンシーフードレストランです。
Fiola Mare の店内。ポトマック川沿いにあり、とても気持がいいです。
Fiola Mareをオバマ大統領夫妻が訪れたのは2014年8月6日のこと。実は私は友人と店内で既に食事を楽しんでいたところ、急にシークレットサービスなどが大勢来て、ざわざわしてるな〜と思ったら大統領夫妻がバレリー・ジャレット大統領補佐官と現れてビックリしました(笑)。こんなことがたまに起きるのもワシントンDCならではです。
大統領夫妻一行は店の中にある個室で食事を楽しんでいました。お店の人によると、Fiola Mare自慢のシーフードの前菜「FRUTTI DI MARE」を頼んだと言うことです。
大統領夫妻も頼んだ「FRUTTI DI MARE」。生ガキやクラム、ロブスターやエビなど盛りだくさん!
ちなみに、オバマ大統領夫妻が訪れた2日前の8月4日には、当時、ワシントンDCで3日間に渡って行われていた初の「米アフリカサミット」に参加していたアフリカ各国の首脳らがここで食事会を開いたほか、8月初旬にはバイデン副大統領夫妻が食事をしている姿も目撃されています。
ワシントンハーバー自体がとてもロマンチックで雰囲気のいい場所なので、大切な日に訪れたいレストランのうちの1つです。
第3位:Restaurant Eve
Restaurant Eveは歴史的な建物が多く残るアレキサンドリアのオールドタウンにある、新しいタイプのアメリカ料理のレストランです。
アイルランド出身のオーナー兼シェフのアームストロングさんが、娘の名前「イヴ」をつけ19世紀に建てられた倉庫を改装して2,014年にオープンしました。
アームストロングさんは地元産の無農薬栽培を食材に使うことにこだわりを持っていますが、より新鮮な食材を使うためにと、野菜の一部やハーブなどは店の裏にある菜園で自ら育てる徹底ぶりです。
落ち着いた雰囲気の店内
2011年10月にはオバマ大統領がミシェル夫人と19回目の結婚記念日を祝うために訪れたのがこのRestaurant Eveです。
ちょうどこの日アームストロングさんは休日で家でchicken casserole を作っていたそうですが、レストランからオバマ大統領が来る!との連絡が来てビックリし、慌ててレストランに向かったそうです。
chicken casserole
特別な日に訪れるにはぴったりのレストランです。アレキサンドリアまで足を伸ばした時には是非訪れてみてくださいね。
第2位:Filomena
Filomenaはイタリア系アメリカ人のJoAnna Filomenaが、お母さんが作ってくれたイタリア料理をイメージして1983年5月23日にジョージタウンの大通り沿いにオープンしたイタリアンレストランです。
いつも混み合っている店内
クリスマス時期になると居間の中心に大きなクリスマスツリーをいつも飾っていた実家の伝統にならい、ホリデーシーズンが近づくと同じようにレストランの中心に床から天井まで届く巨大なツリーを飾るのを伝統としているため、クリスマスに訪れるにはもってこいのレストランです。
クリスマスの時期になると店内はクリスマスの装飾でいっぱいに
店内の中心にある巨大なクリスマスツリー
アットホームな店の雰囲気が人気となり、いつも大勢の客で賑わっているFilomenaですが、これまでブッシュ大統領(パパ)やビル・クリントン大統領、ヒラリー・クリントン国務長官やバイデン副大統領のほか、ハリウッドスターのハリソン・フォードなども常連でよく訪れています。
店内に飾られているクリントン大統領と独のコール首相が訪れた時の写真
中でもクリントン大統領は1993年3月26日に当時のドイツのコール首相をホワイトハウスに招いて会談している際、コール首相が「ワシントンDCに来た時には必ず Filomenaに行くんですよ」と話したことから、次回の会談は Filomenaで行おうと約束し、実際に1994年1月31日には両首脳が Filomenaでワーキングランチを行いました。また2人の首脳は1997年6月3日に再び夕食を Filomenaで共にしています。
クリスマスの飾り付け
そんな経緯もあってクリントン大統領はその後もよくFilomenaを訪れており、中でも好物はロブスターとソースがたっぷり入ったホームメードパスタ、Linguini Cardinaleだそうでお店のメニューにもしっかり「クリントン大統領のお気に入り」と明記されています♪
クリスマス時期に是非訪れてみて下さいね。
第1位:1789
上品な雰囲気の1789店内
ジョージタウンにある上品で雰囲気の良いアメリカ料理のレストラン。特別なお客さんを招待しアメリカらしさを伝えるには もってこいのお店です。
2011年の6月6日午後7時、ホワイトハウスで行われる公式晩餐会の前日の夜、オバマ大統領はドイツのメルケル首相を伴って来店しレストランとしても有名です。
1789に歩いて入るオバマ大統領とメルケル首相
2人が座ったのは2階にあるWickets Roomで、頼んだのは「サマーサラダ」「ビートのサラダと牛肉のテンダーロイン」。デザートは頼まなかったとのこと。
1789で話し込むオバマ大統領とメルケル首相
レストランが開店した1969年当時の雰囲気のまま、店内は趣味のいいアンティークの家具で装飾され、地元の良質な食材を使った料理でとても美味しいです。日本を含む各国の大使館も常連客です。
クリスマスなど特別な日に大切な人と一緒に訪れるには最適のレストランです。是非試してみて下さいね!
なお、今回紹介した全てのレストランのお勧め料理や住所、電話番号等は、ワシントンライフスタイルの大統領らの行きつけレストランのセクションに詳しい記事がありますので、是非そちらをご覧下さいね。今回紹介したレストラン以外にも、中華やフレンチ、韓国料理やハンバーガー、ホットドッグ、アイスクリーム店まで大統領らの行きつけレストランについて多数の記事がありますよ!
(※ランキングはワシントンDCライフスタイルの独自結果です。)
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