夏休み中のオバマ大統領、ビヨンセやボブ・ディランなどお気に入りの音楽40曲と課題図書6冊を公開!
夏休み中のオバマ大統領、ビヨンセやボブ・ディランなどお気に入りの音楽40曲と課題図書6冊を公開!
大統領就任以来、最も長い8月9日~24日の16日間の日程でマサチューセッツ州マーサズ・ビンヤード島で夏休みを過ごしているオバマ大統領ですが、夏休みに好んで聞く音楽40曲や夏休み中に読むために最近購入した本6冊を公開しました。
お気に入りの曲を選ぶオバマ大統領。Official White House Photo by Pete Souza
ホワイトハウスによると、オバマ大統領はお気に入りの音楽を選ぶのに真剣になって考え、自身が紙に書き出して「昼のお気に入り」と「夜のお気に入り」のリストに分けて作ったと言う事です。
昼向けにはオバマ大統領が「アメリカ音楽史上、最大の巨人」と評価するボブ・ディランの「Tombstone Blues」、アメリカのソウル・コーラス・グループで1989年にロックの殿堂入りを果たしたテンプテーションズの「Ain’t Too Proud to Beg」、アメリカの巨匠、スティービーワンダーの「Another Star」のほか、ザ・ローリング・ストーンズの「Gimme Shelter」、レゲエバンド・ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズの「So Much Trouble in the World」、アメリカの人気シンガーソングライターのジャスティン・ティンバーレイクの「Pusher Love Girl」など20曲を選びました。
長いですが、せっかくなので全曲紹介します!
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オバマ大統領の昼のお気に入り20曲
1:Ain’t Too Proud to Beg – The Temptations
2:Live It Up – Isley Brothers
3:Memories Live – Talib Kweli & Hi Tek
4:Tombstone Blues – Bob Dylan
5:So Much Trouble in the World – Bob Marley
6:Paradise – Coldplay
7:Tengo Un Trato (Remix) – Mala Rodriguez
8:Wang Dang Doodle – Howlin Wolf
9:Another Star – Stevie Wonder
10:Hot Fun in the Summertime – Sly & the Family Stone
11:Boozophilia – Low Cut Connie
12:Wherever Is Your Heart – Brandi Carlile
13:Good Day – Nappy Roots
14:Green Light – John Legend
15:Gimme Shelter – Rolling Stones
16:Rock Steady – Aretha Franklin
17:Down Down the Deep River – Okkervil River
18:Pusher Love Girl – Justin Timberlake
19:Shake It Out – Florence + The Machine
20:La Salsa La Traigo Yo – Sonora Carruseles
また夜向けには、2期目の就任式で国歌を斉唱したビヨンセの「スーパーパワー」、フランクシナトラの「The Best Is Yet to Come」、フォーク歌手ジョニ・ミッチェルの「ヘルプ・ミー」など20曲を選曲しています。
オバマ大統領の夜のお気に入りの曲
1:My Favorite Things – John Coltrane
2:Superpower (feat. Frank Ocean) – Beyoncé
3:Moondance – Van Morrison
4:Is Your Love Big Enough? – Lianne La Havas
5:How Can You Mend a Broken Heart – Al Green
6:Red & White & Blue & Gold – Aoife O’Donovan
7:Nothing Even Matters – Lauryn Hill
8:The Best Is Yet to Come – Frank Sinatra
9:You Don’t Know Me – Ray Charles
10:I Found My Everything – Mary J Blige
11:Help Me – Joni Mitchell
12:I’ve Got Dreams to Remember – Otis Redding
13:Suzanne – Leonard Cohen
14:Feeling Good – Nina Simone
15:Stubborn Love – The Lumineers
16:Until – Cassandra Wilson
17:UMI Says – Mos Def
18:The Very Thought of You – Billie Holiday
19:Flamenco Sketches – Miles Davis
20:Woo – Erykah Badu
またホワイトハウスはオバマ大統領が夏休み中に読む予定の本6冊のリストを公表しました。ジャンルはノンフィクション、気候変動、小説まで様々です。
オバマ大統領の夏の課題図書のリスト
★「6度目の大絶滅」(エリザベス・コルバート著)
人為的な気候変動による影響を取り上げたピューリッツァー賞受賞作で日本語訳も出ています。
★「Between the World and Me」(タネヒシ・コーツ著)
著者から思春期の息子宛ての手紙という形式で、アメリカにおける黒人の生活に関する個人的探究書
★「低地(The Lowland)」( ジュンパ・ラヒリ著)
カルカッタ郊外に育った仲睦まじい年子の兄弟。だが過激な革命運動に身を投じた弟は、両親と身重の妻の眼前、自宅近くの低湿地で射殺される。報せを聞いて留学先のアメリカからもどった兄は、遺された妻をカルカッタから連れだすことを決意する。喪失を抱えた男女はアメリカで新しい家族として歩みだすが、やがて女は、小さな娘と新しい夫を残し、行方も告げず家を出る―。と言う本だそう。(※本の解説からそのまま抜粋)
★「All That Is」(ジェームス・ソルター著)
90歳でこの世を去ったソルターが久々に書き下ろした小説で最高傑作と言われているとか。
★「Washington: A Life」ロン・チャーナウ著
伝記部門で2011年のピュリツァー賞を受賞したアメリカの初代大統領ジョージワシントン大統領についての本。
★「All The Light We Cannot See」アンソニー・ドーア著
盲目のフランス人少女とドイツ人兵士とのフランスの町サン・マロでの出会いを描いた作品でフィクション部門で2015年のピュリツァー賞を受賞した本。
イラン核合意に対する共和党からの強い反発や、シリア、イラクでの過激派組織「イスラム国」の掃討作戦が難航するなど、課題山積の中の夏休みに、批判の声も上がっていますがオバマ大統領はどこ吹く風。毎日ゴルフをしたり、家族とビーチに出かけたり、音楽を聴いたり読書をしたりとすっかり夏休みを満喫している模様です。
オバマ大統領のお気に入りの曲を試しに聴いてみるのも楽しいかもしれませんね。
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